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系図でみる近現代 第49回

近現代人物のエピソード、系譜・閨閥など、系図を交えて紹介。

福澤諭吉~福澤克雄 家系図 (※転載禁止)

第49回 福澤諭吉がつなぐ縁!? 映画「私は貝になりたい」旧作主演・フランキー堺、そして、新作監督・福澤克雄 (08.12.19記)

新「私は貝になりたい」映画監督


2006年に続き、2008年紅白歌合戦司会の、
SMAP・中居正広仲間由紀恵コンビ主演による映画、
「私は貝になりたい」が、2008年11/22より公開されている。

この映画監督を務めたのが、
日本で最も視聴率を獲得するドラマディレクター、TBSの福澤克雄である。

知る人ぞ知る、この監督は、福澤諭吉の血を引く人物であるが、
もう少し詳しく言うと、福澤諭吉には、9人の子(四男五女)があり、
その二男、時事新報社長を務めた福澤捨次郎の系統にあたる。

福澤克雄監督の母が福澤諭吉の曽孫にあたるが、
元々は、山越克雄と名乗っていた。

慶応大学ラグビー部で活躍し、
日本代表にも選ばれた猛者として、有名であったが、
両親の離婚により、母方の姓・福澤を名乗るようになった。


母の兄(伯父)には、三菱地所で社長・会長を歴任した、
三菱グループの重鎮・福澤武現相談役がいる。


簡単な系図を描くと

[系図]


旧「私は貝になりたい」主演・フランキー堺<


1958年テレビドラマ、1959年には映画で、
「私は貝になりたい」主役を演じたのは、今は亡き(1996年没)、
フランキー堺(本名・堺正俊)であった。

慶応大学在学中から、ジャズドラマーとして鳴らし、
俳優として大成した後は、司会やCM、そして小説にまで手を広げ、
大阪芸術大学教授として、演劇論を講じる多才な人物であった。

今でも鮮明に、お顔が思い浮ぶが、
映画「モスラ」や、「霊感ヤマカン第六感」の司会、タケダ胃腸薬CM、
「赤かぶ検事奮戦記」(原作:和久峻三)などを、思い出す人も多いであろう。

ただ、実のところ、私の世代では、名作の誉れ高い「私は貝になりたい」や
映画「駅前」シリーズと言われても、あまり馴染みがないのも事実である。


フランキー堺一家


11月17日に、「私は貝になりたい」試写会が開かれ、主演の中居・仲間、
及び福澤監督が舞台挨拶に立った。

会場には、フランキー堺未亡人(花子/元・日劇ダンシングチームダンサー谷さゆり)と、
次男・堺大祐氏の姿もあった。

フランキー堺夫妻には、二男一女があり、以前、古い週刊誌で、
大祐氏が、慶応でラグビーをやっていたというのを読み、
福澤監督と接点があるのではないかと思っていたら、案の定であった。


実は、福澤克雄監督と、堺大祐氏は、
慶応幼稚舎(小学校)より大学まで、ともにラグビーで
汗を流した仲であり、この映画を撮りたいと思ったきっかけは、
フランキー堺宅で、昔の「私は貝になりたい」を見たことであったという。


そして、私が思うところ、他にもう一つ、大きな縁があった。

それは、福澤諭吉つながり!


以下、古い記事であるが、週刊新潮’90年2/8号の、
『結婚』という定番コーナー。
タイトルには、
「福澤諭吉がもたらしたフランキー堺次男の花嫁」とある。

間近にせまった次男・大祐氏の結婚記事である。
一部抜粋(一部改変、は加筆)すると、


「ちなみに堺家は、フランキー堺はもちろん、 作家・和久峻三の令嬢と結婚した長男も慶大出身。
長女も慶応大学病院副院長の秘書。
のち’94年慶応出身者と結婚。その父は慶応幼稚舎長を長年務めた
おまけに
父の名は林久吉は福澤諭吉の縁続き
---まさに極め付きの慶応一家なのだ。」


そして、

「だからというわけでもなかろうが、大祐氏が選んだ花嫁も、極めて慶応と関係が深い。
東急レクリエーションの専務を務める父親(
杉山巌)を始め、一族の男性はことごとく慶応OB。
そして母親
杉山範は、なんと福澤諭吉の曽孫だというから、
こちらの家族も負けていない。」



すなわち、フランキー堺家も、慶応のみならず、福澤諭吉翁と、関わりの深い一族だったのである!


新旧「私は貝になりたい」
福澤克雄監督と、フランキー堺をつなぐ、福澤諭吉の縁



同様に、“福澤諭吉の円”も、映画とDVDのヒットにより、
行列をつくって、やってくると良いのであろうが・・。


そらのる

●福澤克雄家系図
福澤諭吉
福澤諭吉
慶応義塾大学創立者、啓蒙思想家、教育者/
福沢諭吉|近代日本人の肖像
福沢諭吉
福沢諭吉 国を支えて国を頼らず」北康利
福澤捨次郎(すてじろう)
福澤捨次郎
時事新報社長、ジャーナリスト/福澤諭吉二男/
明治16年慶応義塾卒、米国に留学、ボストン大学に入学し土木工学を学び、
21年帰国、山陽鉄道技師となる。
34年、父の没後、時事新報社を継ぎ社長に就任、政治記事の他、
社会面にも力を入れ漫画を取り入れるなど紙面を刷新した。
38年、大阪時事新報社を設立し社長を兼任、「大阪時事新報」を創刊した。
福澤信雄 青山ブックセンター取締役
福澤武 三菱地所相談役、会長・社長、慶応義塾評議員会議長/
平成6年三菱地所社長、13年会長を経て、相談役。
福沢武
「丸の内」経済学―この街が21世紀の東京を牽引する
福翁百話
福澤克雄 TBSテレビドラマディレクター、演出家、映画監督/福澤諭吉玄孫/
「3年B組金八先生」(第5~7シリーズ)「白い影」「GOOD LUCK!!」「さとうきび畑の唄」
「砂の器」「華麗なる一族」等の演出を手がける。
林董(ただす)
林董
外相、逓信相、外交官/伯爵/
下総佐倉藩藩医で蘭方医の佐藤泰然の五男に生まれ、
幕府の御典医・林洞海に養子入り
林董
山越忠雄 ブイ・アイ・ピー社長、日本油脂専務/
弟・山越邦彦は横浜国大工学部建築科教授、妹・仙波八重子は国立音大教授
柳田誠二郎
柳田誠二郎
海外経済協力基金総裁、日本航空社長、日銀副総裁/
柳田誠二郎
中央銀行金融政策論
私の履歴書〈第20集〉
関連人物
フランキー堺
フランキー堺
俳優、ドラマー、大阪芸大教授/本名・堺正俊/大叔父に木場貞壽(三菱商事専務)/
慶応大学在学中からジャズに熱中し、昭和24年プロのドラマーとしてデビュー。
27年ジャズ楽団シックス・レモンズを結成、ドラマー、ボーカリストとして活躍。
28年新東宝の「青春ジャズ娘」に出たのがきっかけで映画界にも進出、
32年「幕末太陽伝」でブルーリボン主演男優賞、キネマ旬報主演男優賞を受賞した。
翌年のテレビドラマ「私は貝になりたい」で、戦犯の罪に問われて処刑される庶民を演じ、
高い評価を得て数々の賞を受けた他、各局のワイドショーの司会者としても活躍。
42年から大阪芸術大学で演劇論を講じ、49年から教授、平成5年舞台芸術学科長。
また昭和36年以来、幻の絵師・写楽の謎を追い続け、60年小説「写楽道行」を執筆、
オール読物に発表して話題となった。
62年食道静脈瘤破裂で倒れるが復帰。
平成6年、私財1億5千万を投じ映画「写楽」を完成させる。
他・出演作品には、家族で出演したテレビ「わが輩ははなばな氏」や
「山頭火」「赤かぶ検事奮戦記」「おんな太閤記」などがある。
関連DVD:フランキー堺
私は貝になりたい
関連本:フランキー堺
芸夢感覚―フランキー人生劇場
(肩書き・役職の「元・前」は基本的に省略|人物解説リンク:コトバンク/amazon[名前で検索])





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●参考文献
日本の財界と閨閥―“伝統と創造”に生きる企業人の素顔」大森映
日本の上流社会と閨閥」早川隆
週刊新潮
人事興信録
日本紳士録