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系図でみる近現代 第6回
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テレビドラマ相関図


第6回 高円宮殿下急逝、そしてNHK「真珠湾への道1931−1941」の旅人・近衞忠大
     (02.12.9記)


高円宮(たかまどのみや)さま
が、11/21カナダ大使館でスカッシュ中に倒れ、急逝されました。
47歳でした。突然の訃報に驚き、また、その早過ぎる死は非常に惜しまれます。

日本サッカー協会名誉総裁としてサッカーW杯の日本戦前に日本代表メンバー一人一人と
久子妃ともども握手を交わす姿が印象的でしたが、日本代表メンバーにとっては内心、
「この人誰?」という気持ちだったかもしれませんが。

高円宮さまとは、簡単に言えば現・天皇陛下のいとこ




[参照:近現代天皇家(皇室)家系図]


そして、話は変わりますが、先日、NHKで
「真珠湾への道 1931−1941〜ふたりの旅人がたどる激動の10年」
という非常に興味深い番組がありました。

それは、日本側からと日系米人側から、
自分達の祖父や曽祖父のその激動の時代の足跡をたどるという内容でしたが、
その日本側の旅人は日米開戦直前の首相近衞文麿を曽祖父に持ち、
現在、映像作家であるという近衞忠大(ただひろ)なる昭和45年生まれの人物。

実は、高円宮さまと彼は非常に近い関係にあり、
下記の系図上に登場する血のつながりのあるそれぞれの方と
彼の顔が、よく似ているのには、驚いた!!






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三笠宮家
三笠宮崇仁(たかひと) 大正天皇第四皇子、昭和天皇末弟/昭和10年成年にともない、三笠宮家創立/
妃・百合子は高木正得(まさなり)子爵の娘/
陸軍に入り終戦時、支那派遣軍参謀・騎兵少佐/
戦後は東大文学部で研究生としてヘブライ史の研究に従事。
古代オリエント学者として各大学の教壇にも立ち「宮さま講師」と呼ばれたことも。
日本オリエント学会名誉会長等
著書・関連本
三笠宮寛仁(ともひと) 長男、“ヒゲの殿下”/妃・信子は吉田茂の孫娘/(福)友愛十字会総裁等
学習院大学法学部卒業後、英オックスフォード大学に二年間留学。
帰国後、札幌オリンピック冬季大会組織委員会事務局に主事として勤務。
80年結婚。82年春に、突然「皇籍離脱宣言」をして話題をまいたことがあるが、
その後、立ち消えとなり、以後は積極的に皇室活動を展開。
ラジオのDJや雑誌の対談に出るなど、なじみ深い。
「トモさんのえげれす留学」「皇族のひとりごと」などの著書もある。
著書・関連本
桂宮宜仁(よしひと) 次男/(社)日・豪・ニュージーランド協会総裁等
88年元旦、独立して桂宮を創立。戦後に創立された宮家としては、
常陸宮、高円宮に続いて三番目だが、独身皇族としては初。
その宮号は宜仁親王の「お印」である「桂」からとったもので、
かつての桂宮(明治14年断絶の四親王家の一つ)とは関係ないとしている。
高円宮憲仁(のりひと) 三男/妃・久子は鳥取滋治郎(元東邦物産専務)の娘/
(財)日本サッカー協会名誉総裁等/
’81年10月から国際交流基金の嘱託として勤務、主として外国文化紹介を担当。
舞台芸術に造詣が深く、新聞に舞台評などを執筆したりした。平成14年11月21日薨去
著書・関連本
「高円宮殿下」(久能靖/著)
高円宮妃久子著書
「宮さまとの思い出」
ィ子(やすこ) 長女/息子が近衞忠大、夫・近衞忠W(日本赤十字社副社長)は近衞文麿の孫
容子(まさこ) 次女/夫・千宗之(そうし)は茶道裏千家若宗匠
●近衞・細川家
近衞文麿 首相(S12.6〜S14.1、S15.7〜S16.7、S16.7〜S16.10)/公爵/
近衞家は代々、摂政・関白を司る五摂家筆頭で、公家最高の家柄/
大正8年パリ講和会議に西園寺公望の随員として参加。
昭和6年貴族院副議長、8年議長
第1次近衞内閣発足翌月に、盧溝橋事件が勃発。日中戦争和平交渉に失敗、泥沼化。
第2次近衞内閣で新体制運動を展開、「革新」政策実施。
日独伊三国同盟締結し「南進」政策をとる
対米調整に反対する松岡洋右外相を放逐するため総辞職し第3次近衞内閣を組閣。
しかし、南部仏印進駐により日米交渉を破局に陥れ、外交か開戦かの
二者択一を迫られ、開戦を主張する東条英機陸相と衝突、10月に総辞職
戦後、戦犯指定をうけ、服毒自殺。
「大政翼賛会を“設立し”、軍部ファシズム体制の樹立に“尽力し”などと書かれるが、
言うほどに彼自身は決して踏み込んだのではない。
むしろ近衞さんは流されたのである・・・・」
(犬養道子・著「ある歴史の娘」より)
著書・関連本
近衞文隆 長男/元陸軍少尉/シベリアに抑留されたままS31年10月、謎の死
劇団四季「異国の丘」(2001〜02年)
「夢顔さんによろしく」(西木正明/著)
「プリンス近衛殺人事件」(V.A.アルハンゲリスキー/著)
細川護貞 近衞首相秘書官/妻・温子(よしこ)は近衞文麿の長女/
旧侯爵・肥後熊本藩藩主家
著書・関連本
「細川日記」
細川護熙 首相/近衛忠Wは弟、近衛忠大は甥
著書
近衞忠W
(ただてる)
日本赤十字社社長(平成17年副社長より昇格)/妻・ィ子(やすこ)は三笠宮家の長女
近衞文麿の孫で近衞家を継ぐ、兄に細川護熙元首相
近衞忠大 映像作家/曽祖父が近衞文麿
NHKでH14年夏・冬に放映された芸術祭参加作品「真珠湾への道」では、
曽祖父、祖父の当時の足跡をたどる。身内だけに真に迫るものがあった。
「近衛家の太平洋戦争 NHKスペシャルセレクション」
●麻生家・他
大久保利通 ご存知、明治の元勲。明治11年、志半ばにして赤坂紀尾井坂で暗殺さる。
著書・関連本
牧野伸顕 大久保利通次男/親戚で薩摩藩士の牧野家を継ぐ/外交官・内大臣、伯爵/
閣僚を歴任、明治・大正・昭和の政治・外交・宮中などに深く関わった。
第一次大戦後のパリ講和会議次席全権
「牧野伸顕日記」
■参照:大久保・牧野家系図
吉田茂 首相/妻は牧野伸顕の娘(すなわち大久保利通の孫娘)/
戦後日本の復興に尽力し、方向を決定付ける。
著書・関連本
麻生太賀吉(たかきち) 麻生セメント会長、衆議院議員/妻・和子は吉田茂の娘/
麻生コンツェルンは九州一の財閥といわれた
◆麻生和子(妻)/著「父 吉田茂」
麻生太郎 自民党衆議院議員/妻は鈴木善幸元首相の娘
従兄に、SF作家野田昌宏(本名・野田宏一郎)
[父・麻生太賀吉の姉・ツヤ子と野田健三郎九州大学教授の長男]
麻生太郎オフィシャルサイト
著書・関連本
麻生太郎の原点祖父・吉田茂の流儀
とてつもない日本
自由と繁栄の弧



追記(03.4.14)

近衞忠大氏からみれば、高円宮殿下はご両親の兄弟のなかでも一番年齢が近い叔父であり、
子供の頃より親しみを持っていただけに、その死には、非常に大きなショックを受けられたようです。
また、殿下が「真珠湾への道」のビデオも取り寄せられていたとの事で、
その感想を直接聞けなかった事が、忠大氏にとって心残りだったようです。



茶道裏千家若宗匠千宗之氏は、平成15年1月1日より裏千家第16代千宗室を正式襲名されました。
第9回参照)


なお、一般的には、近衛と書かれますが、旧字体で近衞と書くのが正式のようです。





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